九州一周 by bicycle 8日目 別府

別府で今日はゆっくりする。


9時頃に起きてやった。

最初にゲストハウスから近い竹瓦温泉 に行った。
先に書いちゃうのもアレやけど、僕が入湯した別府の温泉たちの中でこの竹瓦温泉が一番衝撃的で面白くて良かった。
千と千尋のなんちゃらかんちゃら的な異世界的な雰囲気を感じた。

竹瓦温泉は説明するのが難しいけど、脱衣所と風呂が一緒になってて脱衣所がロフトみたいで、そっから風呂に下りていく? とりあえず行ってみたらわかるけど、素朴で古くさくてずっとそこに在り続けている風貌が凛としていた。

竹瓦温泉を後にして、ま〜とりあえず地獄でも巡っとこかということで地獄巡りに参加した。なんや山地獄から始まって海、鬼石坊主、白池とジゴクジゴクと地獄を堪能した。これが地獄なのか?という疑問も半分頭のどっかに残ってたけどこれはこれかと思い直した。









僕はどうしても温泉卵を食べたかった。海地獄にはあったけど5個セットしかなくて5個一人ではよう喰えんわって思って代わりに地獄プリンを食べた。その後、何かしらん卵食べたけど、ただの蒸し卵でした。その後、次の卵も蒸し卵、でその次はなぜかピータン、最後にありついた半熟蒸し卵、おいしかったけど気付けば昼飯がプリンと卵だけになってしまっていた。

プリンと卵4つじゃ腹も減るやろうにと空腹感氏は言ったが僕はまぁまぁええかと彼の言うことを遮ってまた次の疑獄へ向かった。

かまど地獄を見た。かまど地獄だった。
土産物屋に行った。別府名物のお湯につけたら裸になる着物を着た女の人が描かれたタオルを売ってた。何となくそれをお土産にあげたい人がいたから買おうか迷ったけど一枚850円で別府から大阪までの帰りのことを考えると中身が少なくなっていってる財布君が「止めといた方がええんちゃう?」って言うから我慢した。それから店のおばちゃんと仲良くなって、かまど地獄で湧いてる温泉に入ってきたらええって言われたので、そこの人に鍵を貸してもらって、貸し切り湯に入った。湯はいい感じで色も良くて、温泉からあがるとノートがあって、そこにはたくさんの人が”秘湯”、”名湯”とコメントしてた。

湯から上がって、土産屋のおばちゃんに教えてもらったお礼をしに行ったら、 他のお客さんもいたので 、おばちゃんがヒソヒソ声で「にいちゃん、さっきのタオルを1枚300円でええわ」って言われた。びっくりして、なんでそんなに、、って思いつつ買ったら「おまけにもう一枚つけといたるわ」って他の従業員にばれんように袋に入れてくれた。
展開が何かようわからんかったけど粋で嬉しかった。

かまどを出て血の池やらなんやら見て回って、明礬温泉に行くことにした。
なんとなくコンビニで別府湯巡りの雑誌見てたら、気持ち良さそうやったから。

自転車で行って帰り、せっかく温泉は行ったのに汗かくんも嫌やったから、自転車を別府駅に置いて、バスで行った。
案外遠くて着いたら暗くて、どれが明礬かわからんかった。
なんの下調べもしてなかったから”明礬温泉”っていう温泉屋があるんかと思ってたら、そうじゃなくてその地区の温泉街を明礬温泉っていうみたいで、じゃーさっきコンビニで見た気持ち良さそうな温泉はどれやねんって思った。
もう暗くてほとんどどこの店も開いてない感じに見えたので適当に適当な温泉に入った。
誰もいなくて貸し切りやった。
気持ちよかったけど、もうちょい調べてきたらよかったと後悔もした。

温泉を出てバス停に行くとバスはあと1時間こないという事実がわかった。
通りがかりの爺さん二人組にバス停をぐるぐるしてたら不審者やと思われて怪訝な顔をされた。仕方なく歩くことにした。

暗闇の別府を歩くのも悪くない。だけど風呂上がりに何十分も歩くのはちょっとどうなんって思った。途中のバス停にちょうどバスが来た。乗ろうと思ったが間に合わなかった。その後、どこにもバスが無く結局1時間くらい歩いて別府駅に戻った。

なんか最後に焼き鳥食べて23時40分の宇和島運輸フェリー八幡浜行きに乗り込む。2等の乗客は10人足らずで広々と畳20畳くらいを独占した。
布団もない板の上でもぐっすり眠れることには変わりなかった。

” 温泉でゆっくり ”は出来なかった。温泉に入ってても何かに追われているようだった。多分そういう性分なんだろう。

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