九州一周 by bicycle 9日目 別府 → 宇和島


宇和島運輸フェリーの最終便は3時間で別府から八幡浜まで行くが深夜2時頃に到着するので、その後5時間は船内に居ても良いことになっていた。僕はみっちりその7、8時間を熟睡していた。別に盗られて困るものはないけど一応貴重品バックだけ抱いて寝ていた。

八幡浜到着。早朝の暗さと身体がガチガチする寒さに嫌になる。とりあえず寒すぎてセブンイレブンで用もなく陳列棚の周りを10分くらいグルグルした。あんまり居すぎても店員さんに怪しまれそうなのでおにぎりとか買って店を出る。店を出るとまた寒さがキ―ンと身体を突き刺す。嫌々ながら10分くらい走ると「すきや」が僕を待っていてくれた。あたたかく店内に向かい入れられ、牛丼を注文。今日は急ぐ必要もない、出来るだけゆっくり食べて太陽の登場を待とう。まだ6時だ。牛丼を食べてお茶を三杯くらい飲んでトイレに行って店を出た。寒さも少し弱まっていた。
宇和島までの道のりは2度の宇和島渡航で通った道だったようで、なんとなく2、3年前に見た風景が頭の中でリンクした。ただ九州の坂を経験した僕には、あんなに辛いと思ってた四国の坂は案外平坦なものに思えた。

宇和島について僕は尊敬する画家さんの家に3度目の訪問をした。
毎度のアポなしやけど一応宣戦布告はしとかななって思って宮崎辺りかで「九州一周してます」っていうハガキを出していた。画家さんおるかな?おらんかな?って考えながらインターホンを鳴らすとドアの向こうから画家さんが現れて、お昼ご飯をごちそうになった。僕の宣戦布告ハガキはその日の朝に着いたようだ。そう考えると僕は郵便と同じスピードで自転車をこいでたのかって思った。
そのあとも画家さんのお友達の人と出会ってアトリエに行って、晩に焼き肉にもつれてってもろて最後には泊めてもらった。
またこうやって1年前と同じで相変わらず自転車できた僕に優しくしてもらって、良い話とかようけ聞けてホンマに嬉しかった。画家さんの話す一言一言が僕のぐらぐらする気持ちを強固にしてくれるようで、どうなっても画家として生きていけるわって気分にさせてくれる。

1回目の宇和島自転車旅は高1の夏で途中フェリーも使ったので走行距離だいたい300キロくらい。2回目は高2の春でそれはちゃんとしまなみ海道を渡って行ったから700キロくらい。今回は九州一周してから行ったから1000キロ以上。どんどん旅がデカくなっているから今度宇和島へ行くときはアメリカ大陸でも横断してから行かんとあかんな!


走行距離 約  50 km
走行時間 約  3 時間

コメント