2月26日 金沢


朝の7時過ぎにバスは石川県、金沢に到着した。
金沢には21世紀美術館があって、東京ついでにやってきた。
はじめに兼六園に行った。
朝早く、まだ溶けきっていない雪が残る兼六園はふーっと頭の中を
洗ってくれるようだった。 意外にこういうのも良いなって思った。
昼飯も兼六園で食べようと思って昼時にもう一度兼六園へ
足を踏み入れた。 僕としては風情を味わいたかったので、
ぜんざいと抹茶なんかでも頂こうなんて思ってたのに
なぜか店に入ると僕は月見そばを注文していた。
がつがつ食って、いつものようにササッと店を出てしまって、
風情もくそもなかったことに店を出たとき気づいてアレって思った。
21世紀美術を見て金沢に来た目的はもう終わったが
時計を見るとまだ2時だったので、どうしよっかなって困った。
金沢駅に戻ってレンタサイクルを借りた。
どうせなら能登半島まで自転車旅でもするかって思って自転車を
借りてはみたものの、 ママチャリでしかも何か乗りにくい自転車やったので
1日中は乗ってられへんと思って能登半島の先までいってやる計画は断念した。
それでも自転車は気持ちがよくて歩き疲れた体もすっきりした。
何となく川を見つけて、それを辿ると日本海につくとかっていう
噂を聞いたので、 川に沿ってこいでみることにした。
1時間くらいこぐと大きな海に出た。
これが日本海かって感動したけど、ふと我に返ると、
すぐにそれがただの大きな川だとわかった。
だけどそれが日本海であろうと何であろうと満足したのでまた川を辿って帰った。
帰り道、突然グミが食べたくなってコンビニを探した。
旅に出ると別にいつもは特別好きでもないのに食べたくなるときがある。
今回はそれがグミだった。
それも小学生が食べるようなコーラとソーダのグミ。
グミなんてここ何年食べていない。
それなのになんで今食べたくなるんやろって思った。
レンタサイクルを管理してる爺さんの態度に不快感を覚えながら
自転車を返して、 僕は金沢城あたりをぶらぶらすることにした。
そして「suntory Saturday Waiting Bar Avanti」を i Pod で聞きながら
東茶屋町を歩いた。
金沢駅に着いたころには日も暮れていた。
旅も最後やし、最後にちょっとええもん食いたいなって思って
駅近くの店で海鮮丼を食した。
味はあんまり覚えてない。
夜行バスがやってくるまでの3時間ほどボールペンでごちょごちょ画を描いたり、
「晩年」を読み進めながら待った。
バスの中は初の3列シートで感動した。
消灯までの間、時間があったので「晩年」の一篇を読み終えた。

コメント