晩年


先日、『The Old Man and The Sea』が完成しました。
3年以上費やして作った6分40秒の短編映画です。
また今回も分けわからんアニメを作っちゃってしまった。
完成して嬉しくて高校の友達に「良いのが出来たから見に来て!」って言って家に呼んで見せたけど、全くようわからん、、、みたいな感じの顔してた。やっぱあかんか〜、自信あってんけどな〜って思った。
これからいくつかアニメのコンペに出してみます!


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太宰治の「晩年」を読み終えた。

「葉」の一節、
  死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目が織りこまれていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。―
僕はこの一節を読んで、この本を読もうと決めた。
コノ文はもの静かではあるが、グッとひき込まれるものがあった。


「晩年」も読み終わっちゃったので、ジュンク堂に本を買いに行った。
読みたい本はあるけど買いたいっていう表紙がなかった。
本の表紙って中身が良ければ、どうでも良い気もするけど、最終的に買うか買わんかは表紙で決める。
結局、もうええわって思って帰って家の本棚にあった何十年前に刷られた「ヴィヨンの妻」があったので、それを読むことにした。黄ばんだページに読みにくい文字、ぐちゃぐちゃな葛藤を表現したかの白黒の表紙、それは何となくダザイダザイしてた。
せっかくの機会なのでこれから日本文学を嗜みたい。
次は安部公房でも。

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