2月24日 東京


次の夜行バスは横がいなかったので気持ちよく眠れた。
朝、起きると東京駅にいた。
長期休暇中、2度目の東京へ来たのだ。
東京駅のらーめんストリートはまだ7時だというのに
少しだけヒトが並んでてびっくりした。
俺も並んでみたんねんって気持ちが急に芽生えて朝からつけ麺を食べたった。
午前中、僕は一つしたいことがあって南阿佐ヶ谷へ行った。
谷川俊太郎さんの「私の家への道順の推考」を読んで
どうしてもその道を辿ってみたかったのだ。
一つ一詩と照らし合わせながら進んでいくと途中で道に迷ってしまった。
帰り道、本屋で太宰治の「晩年」を買った。
阿佐ヶ谷のバス乗り場からバスに乗った。
地下鉄で行った方が早いけど、何か無性に乗りたくなった。
のらりくらりの時を刻むバスの中で僕はウトウトしていた。
かすかな陽射しが気持ちよくて、
窓越しから見える東京の景色もいつもと違うように見えた。
終点の渋谷まで1時間はかからなかったと思うが
なかなかの時間を要した。
そこからトボトボとチェコ大使館へ歩いていった。
シュヴァンクマイエル監督とお会いしたとき、付き添っておられた
チェコ大使館のホリーさんが大使館でシュヴァンクマイエルさんの
展覧会がしてると教えてくれたからだ。
言ってみると思ってたよりいっぱい映画のために製作されたカットが
展示してあって、どれも面白くて、早くコノ映画を見たいと思った。
その後、ホリーさんとお会いすることができて、初めて大使館の応接間
というところへ招き入れられた。
これが応接間か!って緊張したけど嬉しかった。
小学生の時に始めて校長室に入ったときみたいな気分だった。
ホリーさんは大きくて優しい方で、シュヴァンクマイエル監督のことを話したり、
チェコのヤンさんのギャラリーや東京の面白い場所とかまで教えていただいた。
お忙しいのにありがとうございました!
チェコ大使館を出ると雨が降っていた。
かなり歩いて疲れたので、その日はもうホテルに戻ることにした。

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